恣意の心臓

標準語を喋る関西人です。独り言。

母は強し

今日ふとバイト中に思った

「怖い」と

 

何に対しての恐怖かははっきり分かる

それは自分にいもしない子どもの事だ

 

もしもわたしに子どもを産む環境が

整ったとしたら

果たしてわたしは新しい命を

この世に解き放つ決心はつくのだろうか

 

この子は必ずしも幸せになるとは限らない

この子の体にどんな事が起こるか分からない

この子をしっかり育てきれるか不安

 

そんな考えでなかなか踏み切れないと思う

 

子どもを産んだらわたしは

自分の名前を失い、母親という生き物になる

名前がママ、もしくはお母さんになる

 

そして子どもが中心の生活になる

 

何故ここまで女が不安になるかというと

イクメンの存在が要因の一つになる

 

こちらからすれば、イクメン?は?ふざけたことをぬかすのも大概にしろよ

という感じである

 

何故、母親は自分の子を育てて当たり前なのに父親は自分の子を育てたら称賛されるのだ

 

君たちは快楽を覚えてそれで終わりですか?

ばかじゃねえの

 

まあ世の中には様々な家庭があるのでね、

自分の偏見だけで一括りに

父親たちをディスるのはナンセンスだが

今のわたしの人生経験からし

責めずにはいられないのだ、ごめんね

 

わたしは母子家庭で育ち、

母親はわたしと姉以外にも

父親を育てていた

 

というよりまあ父親は壊れてたので

育てるも何もないですがね、

 

そのような経験から

漠然と将来に不安を抱いてしまう

 

母は強し

いや、もしかすると強くならざるを得ないが正しいのかもしれない

 

帰り道が分からなくなると困るので

どうか自分の名前だけは忘れないでいて